賃貸経営の年間計画とは?

1928よく、賃貸経営の計画について聞かれることがあります。

年間で、どんなことをしていけば良いのか、計画の建て方を教えてほしい、
と言うものです。

実はこれは簡単で、賃貸経営の場合は経営者が握っていないといけないのは
お金の流れですから、どれだけ年間でお金が必要になるのか、そのための費用
を確保できているのか、というところを抑えれば良いわけです。

ようは、
・例年、何室くらい空室になるのか?
・満室にするのにどれくらい費用がかかるのか?
・将来のためにしておかなければいけない修繕にどれくらいの費用がかかる
のか?

こんなところを抑えておけば、イレギュラーでかかる費用はたいてい抑えられる
ので、年初や確定申告後、あるいはお部屋探しの繁忙期が一段落する4月末くらい
に、今後1年を整理してみれば、大枠の予測がつきます。

ただ、場合によって、計画通り行かないケースがあります。

たとえば、雨漏りなどの大きなトラブルや、入居している顧客属性が悪すぎてうまく
行っていない、滞納が多い、などのケースです。

これは、それまでの“戦略”が良くないケースです。

どういうことかというと、どこかで手を打たなければ、次の年も、その次の年も、
悪いことが溜まっていき、根本的に解決しないので、年間計画だけでは対応
できなくなる、というケースです。

こういうものがある場合には、これはきちっと解決していかないといけません。

でなければ、オーナー自身が経営を管理しきれない状況になり、想定した収入が
得られない、ということになります。

こんな場合は弊社で管理の専門部隊がサポートさせていただくこともありますが、
いつまでに解決するのか、きちんとめどを立てて確実に遂行していかないと
うまく周りません。

そんなリスクがある物件については、買う人を選ぶので、自分で対応しきれるか
どうか判断して買う必要があります。

言いたいことは、年間計画自体はそんなに難しいことではありませんが、物件によって、
立てやすいものとそうでないものがありますので、そういった部分も考慮して、
物件を選ぶ、資金計画を立てる、ということがとても大事です。

電話等でご連絡いただければ、借入等のご相談にも無料で親身にお答えします。

是非、ご自身の賃貸経営を振り返る機会にしてください。